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ロココ建築についてご紹介
ロココ建築
フランスの世界遺産であるヴェルサイユ宮殿内の小トリアノン(離宮)に代表されるロココ建築はヨーロッパのバロック建築最盛期の後、18世紀のフランスに始まり各国へ伝わりました。
主に宮廷建築で用いられた後期バロック建築の傾向を指すもので、室内装飾に特徴があります。
その室内装飾の一つに「ロココ」という言葉の語源でもあるロカイユ(フランス語で岩を意味する)と言われている貝殻模様の装飾があります。
また植物の葉のような自由な曲線をモチーフとして用い、時には官能的で怪しげな雰囲気さえも漂わせる室内が造られていました。
その他にも大規模で重厚なバロック宮殿よりは小規模なサロン(フランス語で宮廷や貴族の邸宅を舞台にした社交界のこと)を好む繊細な趣味が基調とされていること、石材の素材色そのままのバロック建築と比較してロココ建築は白塗り、もしくは白と金色の建物が多くなっています。
またロココ建築は時代性と地方性による違いもあり、フランスとドイツのそれぞれに発生したロココと逆方向のスペインに渡ったロココではずいぶん違いが目立つのも特徴です。
ロココ建築の代表的な建物にはヴィース巡礼聖堂(ドイツ)、メルク修道院(オーストリア)、ツヴィンガー宮殿(ドイツ)などがあります。
