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ゴシック建築についてご紹介

ゴシック建築

パリのノートルダム大聖堂に代表されるゴシック建築は1150年頃から1500年頃に開花したフランス発祥の建築様式でイギリス、イタリア北部と中部、ドイツのライン川流域にわたる広範囲に広がりました。
11世紀から12世紀にかけて森林を切り開いて農地をつくる大開墾運動と農業の技術革新により生産が格段に伸びたことで食糧事情が好転し、フランスでは1100年ごろに約620万人であったのが、その後の200年で2千万人を超え、農業改革が進んだ農村地帯では、生産性が上がって労働力が余り農家の次男三男はこぞって都市に出るようになりました。
そこで大都市でも魂の安息をもたらす聖堂が必要になったことがゴシックスタイルの大聖堂誕生の推進要因となったのです。
その他にも重い石造を軽快に見せる建築的演出、大きな窓と大規模なステンドグラス、飛び控え壁(斜めの棒)で外から押さえること、頭の尖ったアーチ(天井をより高くし、視線を上へ誘導する)、交差リブヴォールト(ロマネスクで登場したヴォールトにリブと呼ばれる筋をつけたもの)などの特徴を挙げることができます。
ゴシック建築の代表的な建物にはトレドの大聖堂(スペイン)、ウエストミンスター寺院(イギリス)、ミラノ大聖堂(イタリア)などがあります。